精子力クライシス

 NHKスペシャルっていうテレビ番組で精子力クライシスっていうのをやってたのでそれについてつらつら書いていこうと思います。

 精子力は世界的に低くなってきていて、日本人は特に低くなっているそうです。精子力は3つの要素があるみたいで、精子の数と、動いている精子の割合と、精子のDNA損傷率だそうです。WHOの基準によると1mlあたりの精液で精子の数が1500万以上が必要なんだとか。精子の数が少なかったり、動いている精子の割合が低かったりすると、自然妊娠する可能性がかなり低くなるのだとか。DNA損傷率が高い精子が受精してしまうと、流産とかのリスクが高まるのだそうです。ここで不思議に思ったんだけど「あれ、保健の教科書では、たしか1mlあたり1億の精子がいるとか言ってなかったっけ?あれれ」って思ったけど、昔の人は精子力があったってことなのかもしれないですね。現代人は、生活の中で様々なダメージを精子に与えているみたいです。椅子に長時間座っていると、精巣を圧迫するし、熱がこもって精子に悪影響なんだとか。精巣は熱に弱いみたいですね。表面積を増やして熱を放出しやすくできるように、たまぶくろの皮はびろびろなんだとか。で、運動不足も精巣に悪影響だし、ストレスも悪影響だし、睡眠不足も悪影響なんだとか。活性物質っていうのが精子を傷つけてしまうのだそうです。

 別の本で見たんですけど、健康でいるためには5つのことが大切だそうです。「よく食べる」「よく寝る」「よく動く」「よく笑う」「よく学ぶ」だそうです。たしかに、この5つができていれば健康でいられそうですよね。

 精子が生まれ変わるサイクルはおよそ75日間だそうです。生活を見直すことで、精子の状態も改善できるそうです。受精卵は遺伝子的には母親と父親の遺伝子を半々で受け取っているわけですから、男性の責任も重大ですよね!