魔法の水

 小学校の保健室の消毒液について聞いたことがあるので書きたいと思います。

 子どもが膝をすりむいちゃったときとかって、水でよく流して汚れを落として、消毒液をかけて、絆創膏を貼るっていうのよくやりましたよね。でも、現在の常識では、消毒液をかけてしまうと、皮膚の再生に必要な菌?やら細胞?やらに悪影響を与えてしまうそうで、治りが早くなるように消毒液をつけないのだそうです。流水で汚れをよく落としたら、ガーゼやら絆創膏やらをして、傷口に湿気がある状態にしてあげると早く治癒するのだそうです。

 で、今までは消毒をするのが普通だったから、怪我をした子どもを手当てするときに、消毒をしないでいると、子どもが気がかりに思ってしまうので、小学校の保健室の先生は『魔法の水』と書いてあるスプレーをシュッとするんだそうです。魔法の水の中身はただの水だそうです。でも「これで大丈夫!」と、手当てをしてあげると、子どもは元気になるのだそうです。素敵な水ですよね!