こどもだまし

 子どもの時って、喜んでもらうために大人から嘘をつかれることってありますよね?例えば、サンタクロースのプレゼントとか。

 私が経験したことで今思い出せるのは、2つあります。1つ目は、幼稚園生の時に、幼稚園の先生がクラスにオバケの手紙を書いてくれたことです。オバケからの手紙に「運動会でのみんなの活躍を見ていたよ。玉転がしのときは下敷きになっちゃったよ」っていう風に書いてあって、子どもの時の私は「おばけが来たんだ!」と疑うことなく思ってしまいました!で、年度末に、あれは幼稚園の先生が書いたみたいな曖昧な告白を聞いて「えー、先生が書いていたの!」って、残念に思った記憶があります「何でわざわざ騙すようなことをしたんだろう?」っていう風に思っちゃったんです。

 2つ目は、小学生4年生のときまでもらっていたサンタさんから贈られていたていの親からのクリスマスプレゼントです。当時の私は、本当にサンタクロースからプレゼントが贈られているんだと信じ切っていて、親が準備していると知ったときはショックでした。このときも「どうして嘘なんかついたんだろう?サンタクロースは本当はいなかったんだ・・・」という悲しさのほうが大きかったんです。

 大人は子どもを喜ばせようと思ってわざと嘘をつくわけですが、私の場合は、真実を知った時の絶望感を考えたら、初めから嘘なんてつかないで欲しいって思っちゃうんですよね。みんなはどう思ってるんですかね?

 もしかしたら、私には感謝の心が足りないのかもしれないとも思いました。私のことを思ってしてくれたのだから、むしろ感謝すべきことなのではないかと!今までそう思えなかったってことは、日ごろからいろいろな物事に感謝しなければならない、感謝しようと思いました!