ドラゴン桜

 漫画『ドラゴン桜』を全巻読みました。勉強ができない高校三年生の二人が1年間、特別講師に勉強を教えてもらって東京大学合格を目指す物語です。この漫画は、東大受験勉強のノウハウが紹介されているのはもちろんですが、教育の仕方や、よりよい生き方など人生についても教えてくれるので、東大受験や大学受験をしない人にとっても勉強になると思います。また、漫画に出てくる教科の問題はそんなに簡単なものではないと思うので、高校の教科の基本がわかっていたほうがスムーズに理解しながら読めると思います。大人の私でも、東大受験をしてみたくなるような漫画でした。ぜひ、高校生に読んでもらいたいです!

 ネタバレになってしまいますが、読んでみた感想を言いたいと思います。最終巻21巻で水野が合格発表の掲示板を見たあと、水野と矢島が鉢合わせしてしったときのシーンですが、矢島の1年間の勉強の様子を見て来て努力をしてきたのは知っているから、悲しくて泣いてしまいました。そのあとのシーンでは、矢島は腹をくくった感じで浪人して勉強していますが、それでも、悲しさの余韻に引っ張られてしまいました。漫画は矢島が合格するところまでは描かれていませんでしたが、矢島にはぜひ、二度目の受験では東大に受かってもらいたいですね!